スポーツメーカー就職を目指す人が他業界を見た方が良い理由3つ

「自分はスポーツメーカーに行きたいんだ。だから他業界は全然知らない。」

上記は極端な例ですが、スポーツメーカーの就職に興味のある皆さんは、スポーツ業界ばかり見ていませんか?

もちろん、スポーツメーカーで働くにあたって、スポーツへの情熱は大切です。

しかし、私の経験からして、あるいは一般的に考えて、スポーツメーカー以外の業界も見てみることをおススメします!

「ただ...」

「他業界研究するのって...」

「めんどくさ~~~~~~~~~~~!!!」

分かります!

ただ、面倒くさくても、他業界分析をやった分だけ得られるものがあります!

一生に一度かもしれない就職活動です!

悔いのないように頑張りましょう!!!

本記事では、なぜスポーツメーカー以外の業界を見てみることが良いのか、三つの理由をご紹介します!

1.ビジネスモデルを学べる

一つ目に、優良なビジネスモデルを他業界から学ぶことができます。

スポーツメーカーで働くのは、「スポーツ」が中心ではなく「ビジネス」が中心です。スポーツメーカーは、商品を作って、それを消費者に届けている企業です。結局はメーカーなのです。

極論を言えば、スポーツなんて一切知らなくても、好きでなくても、売る仕組みを作ることに長けていればスポーツメーカー内で活躍することができます。

世の中には、無数の企業が存在し、それらはイノベーションにチャレンジし、様々なマーケティング手法を用いています。そこからスポーツメーカーに活かせるアイデアを得ることができます。他業界からアイデアを得ることで、スポーツメーカー内では優位性を保つことができます。

自分の視野を広げ能力を高めるためにも、他業界を見てみることは有益です。

スポーツメーカー就職後、他業界のビジネスをヒントにしてスポーツメーカー業界内にイノベーションを起こすことに繋がると思って、ぜひ他業界を見てみてください。

2.営業トークに使える

二つ目に、他業界の知識を持っていれば、スポーツメーカー就職後、営業トークに使えます。

スポーツメーカーで働く人は、他業界の人と接する機会があります。

スポーツに関係のない企業が自社のブランド認知度向上のためにスポーツ関連事業(イベントやチームサポート等)に投資をする「スポーツマーケティング」が注目を集めてきています。スポーツメーカーがスポーツイベントに関わる際、スポーツ業界以外から協賛が集まります。

例えば、サッカー天皇杯。特別協賛には、スルガ銀行。協賛企業には、トヨタ、ニチバン、明治。こうした他業界の方と、現場でお話する機会があります。

就職活動時に業界研究をした企業の方とお話する際、業界内のその企業の立ち位置を理解できています。彼らと話がしやすくなります。

また、彼らの立場に立ってなぜスポーツ業界に投資をするのかを良く理解できます。イベントの企画運営で彼らの立場に立って物事を考えることができ、イベントでの広告手法、協賛金の価格設定などの提案内容と説得方法が変わってきます。

3.志望理由を強化する

三つ目に、他業界を見ることで、自分の適性を理解でき、本命の企業の志望理由を強化することができます。

他業界を分析し、スポーツメーカーと比較することで、自分が「なぜスポーツメーカーに行きたいのか」ということに説得力を持たせることができます。

面接で「なぜ○○業界じゃなくてスポーツメーカーなんですか?」と聞かれることもあります。他業界をきちんと理解していないと的外れな回答をしてしまいます。

また、「他業界は一切知りませんが、私はスポーツメーカーで働きたいんです!」と言われても、視野が狭いなという印象を与えてしまいます。

他業界を見てみることで、もしかしたら自分には他業界の方が合っていると思うかもしれません。それも大切なことです。

就活を始めた当初は、「絶対○○業界に行きたい」と言っていた学生も、途中で全く異なる△△業界が第一志望となることも少なくありません。本当です。

終わりに

盲目的だからこそ、一つのことにパワーを集中させ、何かをやり遂げられることもあるかもしれません。

しかし、何事にも視野を広くすることは大事だと、筆者個人的には考えます!

「全ての業界を見るんだ!」という気持ちで、リサーチしてみて下さい!!!

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