外資スポーツメーカー(ブランド)一覧:海外スポーツメーカー
外資スポーツメーカー(ブランド)の一覧(海外)を国別にご紹介します!
それぞれの会社の就活情報も加えています!
海外のスポーツメーカーは、日本での販売権利を日本企業に与えている場合があります。
どこの日系企業が、どのブランドを販売しているかの情報も載せています!
「アンダーアーマーって、アンダーアーマージャパン無いんだ…」
「ノースフェイスって、実は○○が販売しているの…」など面白い気づきもあるかと思います!
*随時更新していきます!載せてほしいメーカーがあったら、お問い合わせください!
◆アメリカ
アンダーアーマー
メリーランド州のボルチモアに本社を持つ。比較的最近の1996年に創立したにも拘らず、売り上げは5000憶を超え、プーマ、アシックス、ニューバランスと世界第三位争いをしている。
日本では、パートナーシップを結んでいる株式会社ドームにマーケティングを委託している。そのため、アンダーアーマーの商品を売りたいと思っている方は、株式会社ドームに入社する必要がある。
コロンビア
ナイキと同じく、オレゴン州のポートランドに本社を構える。登山、トレッキング、キャンプ、スキーなどに強い。日本法人は1997年に設立され、本社は新宿イーストサイドスクエア内に入っている。
新卒採用は、店舗スタッフのみで、オフィススタッフは中途のみである。
スケッチャーズ
カルフォルニアに本社を構える。1992年に設立と、比較的新しいブランドである。スケートボードシューズ等から商売をはじめた。より大きな市場を求め、カジュアルスタイルのスニーカーを売り出し、スポーツ選手だけでなく、ミュージシャン等のセレブを使ったプロモーションが成功し、近年急成長をしている。2017年度は、約4400憶円を売り上げている。
新卒採用は取っていない。採用は中途採用のみ。
スポルディング(SPALDING)
本社はケンタッキー州。1876年に創業され、世界初となる様々な競技の「ボール」を開発してきた。現在は、特にバスケットボールに強みを持っている。
新卒採用は取っておらず、中途採用のみ。
テーラーメイドゴルフ
1979年創業。1997年にアディダスの傘下に入る。しかし、2016年アディダスは、ゴルフ市場の停滞を考慮し、ゴルフメーカーNo.1にも拘らずテーラーメイドを売却する。
採用については、自社の採用サイトを保有し、検索がしやすい。しかし、正社員の本社スタッフについては、募集していないことが多い。新卒採用の募集はない。
ナイキ
世界売り上げ第一位。その額3兆円を超える。2位のアディダスの売り上げは2兆円で、ナイキに大きくリードされている。プーマ、アシックス、ニューバランス、アンダーアーマーで争っている3位以降の売り上げは、5~6000億円で、ナイキとは圧倒的に差が離れている。
ナイキは、オレゴン州のポートランドに本社を構える。1964年に、フィル・ナイトとバウワーマンによって設立。
当初は、BRS(ブルーリボンスポーツ)という名前で、日本のオニツカタイガー(現アシックス)のシューズを米国に販売することから商売を始めた。その後、自社でシューズを生産することに決め、学生時代にナイトが影響を受けたサモトラケのニケから、「ナイキ」と名前を変えた。資金繰りに困ったときに、日商岩井(現双日)に助けてもらったことから、日商岩井との関係が深い。
2016年度から、新卒向けのインターンシップを行っている。情報が出てくるのが不定期で、チャネルが定まっていないので情報をこまめにチェックしよう。参考までにいくつかのリンクを貼っておく。
外資就活ドットコム「【18/19卒対象】Nike SUMMER INTERNSHIP 」
ニューバランス
プーマ、アシックス、アンダーアーマーと世界第三位を争っている。
マサチューセッツ州のボストンに本社を構える。1906年に設立され、矯正靴の販売から商売をはじめた。そのため、シューズに強みを持つ。ライバル会社が人件費の安い海外での生産を推し進める中、ニューバランスは欧米での生産を続けている。2015年からサッカー市場にも進出している。
中途採用が多いが、僅かながらも新卒採用を行っている。
ザ・ノース・フェイス
1966年にカルフォルニアのサンフランシスコで創業される。スキー、登山などのアウトドアに強み。
日本での販売は、ゴールドウィンが務める。そのため、ノースフェイスに入りたい人は、ゴールドウィンの新卒採用を受ける必要がある。
パタゴニア
1965年にカリフォルニアにて創業される。アウトドア用品を展開しており、登山用品、サーフィン用品、トレイルラン用品などを扱う。
社会問題に対して立場表明をはっきりするのが特徴である。政治的な活動も厭わず、環境問題にも積極的に取り組む。「社員をサーフィンに行かせよう」というパタゴニアの経営論を紹介した本は、ビジネス界でもインパクトを与えた。
新卒は採用していないようだが、中途採用の情報は掲載されていることが多い印象。
マジェスティック・アスレティック
ペンシルバニア州に本社を構える。古くからMLBにユニフォームを提供するなど、スポーツ衣料品に強みを持つ。ヤクルトスワローズ、ソフトバンク、西武ライオンズ、楽天イーグルス、千葉ロッテマリーンズといった日本のプロ野球チームにもユニフォームを提供している。
なおマジェスティックは、ライセンススポーツマーチャンダイズビジネスを手掛けるファナティクス社の傘下にある。
マジェスティックアスレチックジャパンは、新卒採用を取っていない。中途採用のみである。
◆イギリス
アドミラル
1914年、レスターにて創業。1970年代には、サッカーイングランド代表のウェアを提供していたこともあり、サッカーウェアに強みを持つ。
双日ジーエムシー株式会社が代理店を務めている。日本と東アジア諸国への販売権を持つ。双日ジーエムシー株式会社は、双日の子会社であるので、アドミラルに入りたい人は双日に入ることをおすすめする。
アンブロ
1920年に創業。サッカーとラグビーに強みを持ち、サッカーイングランド代表のユニフォームを提供していた。ガンバ大阪やFC東京にユニフォームを提供する。2007年、ナイキに買収されたが、2012年にはアメリカのイコニックス・ブランド・グループに売却された。
デサントが代理店を務めている。アンブロに入りたい人は、デサントに入る必要がある。
SPEEDO
1914年、ノッティンガムにて創業。競技用水着に強み。2008年に展開されたレーザーレーサーは、多くの新記録を作ることになり、話題を生んだ。
長年ミズノがSPEEDOの製造・販売ライセンスを保有していたが、2007年にその権利を放棄。その後、三井物産がライセンスを取得し、ゴールドウィンが開発・販売を担当している。
Mitre(マイター)
1817年に創業した、世界最古のサッカーボールメーカー。様々なスポーツのウェアを作るが、主にサッカーに強い。日本における販売について、株式会社イミオとライセンス契約を結んでいたが、2017年に契約破棄。
リーボック
1900年創業。フィットネス産業で人気を博し、シューズに強みを持つ。2005年より、アディダス傘下。リーボックに入るには、アディダスに入る必要がある。新卒採用は基本的にない。
参考:アディダスジャパンに新卒で就職する方法は?長期インターンシップに参加する5つの方法
◆ドイツ
アディダス
1920年にダスラー兄弟が「ダスラー兄弟商会」を設立。1948年に、兄弟の意見対立から、弟アドルフ・ダスラーが「アディダス」を設立。
バイエルンに本社を構える。売り上げは2兆円を超え、3兆円以上の売り上げを上げる一位ナイキを追いかける。
リーボックを傘下に持つ。2017年にテーラーメイドゴルフを売却。
日本展開については、1998年に、デサントへのライセンス付与を解消し、アディダスジャパンを立ち上げる。
アディダスジャパンの新卒採用は、店舗スタッフのみ。基本的に新卒を採用していないが、インターンシップから入社できる可能性はある。
参考:アディダスジャパンに新卒で就職する方法は?長期インターンシップに参加する5つの方法
プーマ
1920年にダスラー兄弟が「ダスラー兄弟商会」を設立。1948年に、兄弟の意見対立から、兄ルドルフ・ダスラーが「プーマ」を設立。
バイエルン州に本社を構える。グッチなどを構える「ケリング」の傘下。プーマジャパンの新卒採用は店舗スタッフのみ。本社スタッフは中途採用のみ。プーマジャパンが採用を行っているので、ケリングジャパンに入る必要はなし。ケリングは、プーマの株を大量売却し、高級ブランドに注力しようとしているので、ケリングに所属してプーマに関わることは少ないだろう。
◆フランス
アリーナ
1973年、アディダスの創始者の息子でフランス現地法人社長のホルスト・ダスラーによって設立された。水着に強み。デサントがアディダスとライセンス契約を結んでいたこともあり、日本では、デサントがアリーナの事業展開を行う。
デカトロン
1976年フランスのリースにて創業。
アウトドア、サッカー、野球、ラケットスポーツ、などなど、ほとんどすべての競技の商品を展開している。
欧州を中心に店舗を展開していたが、近年日本を含めたアジアにも進出している。
「低価格高品質」を売りにして、日本でも話題になっている。
採用は、今後アジア展開を拡大していこうとしているので、日本での採用もチラホラみられる。本社とのやり取りもあるので、英語もマストである。
ホカオネオネ(HOKA ONE ONE)
2009年にフランスにて創業。ホカオネオネは、多ブランドを展開するデッカーズ社が所有する一つのブランドである。トレイルランニング用のシューズから始まり、現在は一般的なランニングシューズも手掛ける。分厚いソールが特徴的。リカバリーサンダルなども展開している。
まだ日本における採用の情報はない。
ルコックスポルティフ
1882年に創業。フランス最古のスポーツメーカー。サッカー、テニス、ゴルフを中心に商品展開している。
日本では、デサントがライセンス契約を結んでいる。
◆スペイン
Joma(ホマ)
1965年に創業。サッカー・フットサルのウェアやシューズに強み。ホンジュラスサッカー代表などとユニフォーム契約を結んでいる。
◆イタリア
KAPPA
イタリアのトリノ発祥。創設は1916年。アダムとイブが背中を合わせているロゴが特徴。サッカーのウェアに強み。かつてはFCバルセロナ、ボルシアドルトムント、イタリア代表にユニフォームを提供。日本でも、コンサドーレ札幌や東京ヴェルディと契約。
日本では、株式会社フェニックスがKAPPAブランドを販売している。事務職に関しては、中途採用のみである。
ディアドラ
1948年に登山靴やワーキングシューズの製造・販売で開業。1960年代からスポーツに参入し、有名選手にサッカースパイクを提供などをしてきた。
日本におけるディアドラブランド製品の企画・製造・販売は、株式会社ディーエムアールが行っている。現在新卒採用は行っていないが、中途は採用している。
FILA(フィラ)
1911年にイタリアで創業されるも、2007年にコリア・フィラが本社を買収。韓国企業となる。テニスやゴルフウェアに強み。
日本の販売ライセンスは、繊維とブランド経営に強い伊藤忠商事が保有する。
lotto(ロット)
1973年に創業。サッカーやテニスに強み。
日本市場については、伊藤忠商事が、ロットとライセンス契約を結んでいる。
◆スウェーデン
ホグロフス
1914年創業のアウトドア用品メーカー。2010年、アシックスが買収。スカンディナヴィア地域で人気が高い。それ以外への地域へのビジネス展開を、アシックスが狙う。ホグロフスで働きたい人は、アシックスに入社する必要がある。
◆デンマーク
ヒュンメル
1923年に創業。スタッド式スパイクを考案。デンマークサッカー代表のユニフォームを提供する。
SSKが日本におけるヒュンメルの商標権を持つ。
◆スイス
On
元プロのトライアスロン選手であるオリヴィエ・ベルンハルドが、2010年に創業。自分自身ケガに悩まされた経験を持ち、足の負担を軽減するシューズを開発することを目指した。トライアスロンやトレイルランニングのシューズに強み。
新卒は採用しておらず、中途採用のみである。
◆ブラジル
アスレタ
1935年に創業。1950~70年代には、ブラジルサッカー代表のユニフォームを提供。サッカーウェア、サッカーシューズに強み。
新卒採用は取っていない模様。
ペナルティ
1970年に、サンパウロにて創業。湘南ベルマーレなどのサッカーチームを中心にユニフォームを提供している。サッカー・フットサルに強み。
日本の販売については、株式会社ウインスポーツが務めている。ウインスポーツは新卒採用は取っていないので、中途採用のみとなる。
◆ニュージーランド
カンタベリー
オークランドに本社を構える。1880年代に設立。ラグビー日本代表のサプライヤーであり、ラグビーウェアに強み。
日本での販売は、ゴールドウィンが行っている。オフィススタッフは、ゴールドウィンに入社することになる。
カンタベリーオブニュージーランドジャパンの採用は、店舗スタッフのみ。
◆中国
ANTA(アンタ)(安踏集団)
福建省晋江市に本社を構える大手スポーツメーカー。売上高は約1500億円に達する。NBA選手とも契約を結ぶ。
デサントと合弁会社を設立し、中国国内におけるデサントブランドの販売を担っている。一時期ミズノ社を買収する意欲があることも噂された。
361degrees
1994年に福建省に設立され、近年急速に成長している。元米国アシックス社長を引き抜き、2014年にはアメリカにも進出している。
李寧(リーニン)
オリンピック体操選手であった李寧が創業者。中国国内では、ナイキ、アディダスに次いで第三位との情報も。ナイキ社からデザイナーを引き抜き、2009年にポートランドに支社を構え、世界展開を目指している。
◆タイ
FBT
Football Thaiの略。1952年創業。バンコクに本社を構える。
タイ最大のスポーツメーカー。東南アジアのサッカーチームだけでなく、イングランドのチームにもユニフォームを提供している。