「オニツカタイガー」と「アシックスタイガー」の違いは?

「『オニツカタイガー』と『アシックスタイガー』の違いは?」

「全く同じだと思ってた...」

「それぞれの商品の雰囲気が、何となく違うのは分かるけど...」

今回は、紛らわしい「オニツカタイガー」と「アシックスタイガー」の違いを説明したいと思います!

「オニツカタイガー」と「アシックスタイガー」の違いは時代?

「オニツカタイガー」と「アシックスタイガー」の決定的な違いは、

いつの時代のものを復刻版として販売しているかです。

それを理解するために、まずはアシックスの歴史をみてみましょう。

鬼塚喜八郎が1949年に設立した鬼塚商会は、

バスケットボールシューズの製造販売を成功させたことに始まり、

マラソンシューズなど陸上競技のシューズを強みに発展してきました。

しかし、東京オリンピック後景気落ち込みの影響を受け、

1977年に3社が合併することになり、

名前をオニツカ株式会社から株式会社アシックスと変更しました。

「オニツカタイガー」は、1977年の名前を改称した時より前の、オニツカ株式会社時代に販売されたシューズを復刻しています。

一方、アシックスタイガー」は、1977年以降、80年代、90年代に人気を博したシューズの復刻をしています。

つまり、オニツカタイガー」と「アシックスタイガー」の最も大きな違いは、

オニツカ時代に作られたものを復刻したか、アシックス時代に作られたものを復刻したかどうか、という点にあるのです。

こうした時代のズレが、それぞれのブランドの商品との商品の雰囲気を変えているのです。

一例を見てみましょう。

「アシックスタイガー」の「GEL-」系列のシューズは、

1986年に発売された『αGEL』搭載のシューズをモチーフとしています。

こうした高機能なものは、技術の発展した比較的近年のシューズを復刻されているが故に存在します。

どこまで担当者がブランド設立背景を意識しているかは定かではありませんが、

両ブランドとも、現代のニーズに合わせ現代風にアレンジされています。

就活でのおススメ

「オニツカタイガー」と「アシックスタイガー」に関わる人たちのインタビュー記事をいくつか読んでみました。

しかし、はっきりとした両ブランドの違いは見えてきません。

機能性、デザイン、テーマなどは、そのシューズごとに違うので、ブランド間での違いを見つけるのが容易ではありません。

あとは、個人的な感覚に任せられるのかもしれません。

商品カタログをネットで見てみる、両ブランドの店舗に実際に訪れてみる、実際に使ってみる、こうしたことを通じて、

あなたなりの、あなたにしか語れない両ブランドの違いを見い出すことが重要ではないかと思います。

店舗イメージ(SOME(Z)UPより引用:https://somezup.jp/shop/17789/)

「アシックスタイガー」のコンセプトストアが2018年3月10日に渋谷にオープンします。

今まで、「オニツカタイガー」のコンセプトストアはたくさんありました。

ブランドの世界観を映し出す店舗に、実際に足を運んでみてください。

面接で、「オニツカタイガー」と「アシックスタイガー」の違いについて聞かれたとしても、

自分が体験し、考えて、論理的に整理されたものを語れれば、問題ないでしょう。

むしろ、あなたが時間をかけて、足を動かして導き出した考えは、情熱を帯び気持ちが伝わります。

アシックスへの就職を希望し、その中でもスポーツライフスタイル事業に強い興味のある方は、上記を参考に、「行動」してみてください!

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